こんにちは、勢古です。
このところ書を捨てて町へ出てばかりだったので、今回は好きな本の話をさせて頂きます。
1.あなたに似た人 ロアルド・ダール
「南から来た男」という一編
ホテルのプールサイドでくつろいでいると、1人の金持ち風の老人が話しかけてくる。
賭けをしないかと。
このライターで10回連続で火を付けられれば、自分の車を差し上げよう。新車のキャデラックを。
もし10回中1度でも火が付かなかったら、あなたの小指をもらうよ。
ジョジョの奇妙な冒険のダービー戦の影響元とも感じられる、スリリングな話です。
2.ライ麦畑でつかまえて J.Dサリンジャー
「もしも君が、ほんとにこの話をききたいんならだな、まず、僕がどこで生まれたとか、チャチな幼年時代はどんなだったのかとか、〈中略〉くだんないことから聞きたがるかもしれないけどさ、実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな」
と、のっけからひねくれている主人公ホールデン。
ホールデンの世界に毒づきまくる日常を野崎孝の軽妙な翻訳で楽しむ物語です。
村上春樹の翻訳版もありますが、野崎孝版が圧倒的にオススメ。
3.三国志 北方謙三
三国志といえばマンガは横山光輝、小説は吉川英治がスタンダードですが、北方謙三の三国志もそれに並ぶ出来栄え。
とにかく熱い。
人の生き様、死に様を濃厚に表現してくるのがとても北方謙三らしい。
ちなみに水滸伝も面白いです。長いですが。
割と古典文学に手を出しがちなので、現代の最新の小説をこれから触っていきたいなと思っております。
ではまた。



