深澤です。
先日、東京都美術館で開催中のミロ展に行ってきました。
芸術には疎いので、どの作品を見ても「凄い」という感想が大半でした。ただ、ミロを取り巻く当時の環境を作品に落とし込んでいて、社会風刺的な物もあり描いたときの心境や時代背景をなんとなく感じとることが出来ました。
↓個人的にミロが当時に描いたバルセロナのポスターが展示されていて、サッカー素人ですがこれはちょっとテンション上がりました。
1939年から75年までのフランシス・フランコ政権下でカタルーニャ民族主義の象徴とみなされ、様々な制限や抑圧を受けていた中で政権が終わりつつあった1974年、FCバルセロナはクラブが尊重する自由と不屈の精神を体現するカタルーニャ出身の画家として、ミロに創立75周年ポスターの制作を依頼したらしいです。
↓これは傷付けたりして最終的には燃やした作品らしいです。
作品を通じて色んなことを考えさせられた1日でした。